別れと出会いの春

投稿日: カテゴリー: 園長より

 今冬は終盤になって増えた積雪でしたが、ここのところ気温が10度台に上がる日も増えることとともに雪解けへ、春の訪れも歩みを進めていますね。

 別れと出会いの春、先日、年長さんは保護者の皆さまと最後の教会行事 卒園感謝の祭儀、年少中さんは年長さんとのお別れ会での発表。子どもたちは練習を重ねながらそれぞれの場に臨み、その姿を皆さまにもご覧頂き、気持ち揺れ動き 感じた心の変化。その心模様は、次のステップへ向かっていく大きな原動力となっていくことでしょう。

 2月には乳児さん、先日は幼児さんの皆さんと子どもたちの育ちについて分かち合う貴重なよい懇談会の時間を共有出来ましたこと、本当にありがとうございました。

 今年度は仮園舎生活から8月こども園開園とともに新園舎生活と、大きな変化があった中、保護者の皆さまの温かいご理解・ご協力に支えられ、園の教育保育を進めて来られましたこと、感謝とともに大変うれしく思っております。

 卒園の皆さま、これからも神さまのお恵みがたくさんありますように、そして 皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、これからもエールを送り続けております。

 また 進級の皆さま、4月の新たな出会いを楽しみに、休養・充電をされ、新年度も どうぞよろしくお願い致します。                                                

                                     園長  肥田 光代

進学・進級を控えて

投稿日: カテゴリー: 園長より

 1月までは少雪で…と、大人にとっては少し楽なシーズンかと思っていましたが、そうはいかないものですね。帳尻合わせどころか、急なドカ雪、やはり北海道 札幌でした。しかし、日が長くなってきたことと 陽射しが徐々に強くなってきているのは、春への兆しも着々と…ですね。

 いま、年長さんは いよいよ卒園に向けて、製作や感謝の祭儀の練習など、クラスから聞こえてくる歌声が この時期が来たことを実感、何か込み上げるような想い。

 年少中さんは 春、お別れをする年長さんにエールを込めて送るために、それぞれ劇、合奏と歌の練習を重ね、発表の日に備えております。また、乳児さんも1つ進級することを前に、自分で出来ることが増え、それぞれの年齢らしく お兄さん お姉さんになって来ました。

 この内面の育ちと心の揺れは、水面の波紋のように個々の成長に作用する大きな力となって、一点からじわじわと広がっていきます。そうした心の変化に寄り添いながら、翼を広げ、のびのびと大きく羽ばたいていけるよう一人ひとりを支え、見守って参りたく思います。                                                                                   

                                     園長  肥田 光代

雪のある自然を満喫

投稿日: カテゴリー: 園長より

 冬休み明け、園庭には雪山が出来て、本格的な雪あそびが始まりましたが、今シーズンの少雪、山のサイズがその象徴のように、本当に雪が少ないですね。例年ですと、園庭にそびえ立つ雪山という感ですが、今年はいまのところ小ぢんまりという佇まいで、過ごしやすい冬ですが、世界へ発信する札幌の大イベント『雪まつり』も何か気掛かりですよね。

 しかし、子どもたちは雪の量など関係なく、いまある自然を満喫、雪と戯れ、おしりすべりやソリすべり、色水でカラフルな雪のアイスクリーム屋さんなど、先生や友だちと一緒に好きなあそびを見つけ、大いに楽しんでおります。

 先日は、幼児年齢別の保育自由参観にご来園頂いた皆さま、ありがとうございました。いまの園での子どもたちの育ちを垣間見られたかと思います。乳児も含め、これまで毎日の園生活やさまざまな行事の経験を積み重ね、進級・進学へ向かうための礎を築いてきて、この3学期、次のステップへ喜びや期待と自信を持って なだらかに向っていけるよう、見守り後押ししていきたく考えております。

 また、現在は、感染症等の園での流行の兆しはありませんが、この短く大切な時期、健やかに過ごせるよう体調管理にも留意して参りましょうね。今年も どうぞよろしくお願い致します。                                              

                                     園長  肥田 光代

クリスマスの喜び

投稿日: カテゴリー: 園長より

 少し前までは降ったり、解けたりしていた雪も、いよいよ降り積もり、銀世界が一面を覆うようになってきて、本格的な積雪の時期の到来ですね。

 先日は、こども園となり、新園舎での初めてのクリスマス発表会、乳児さんから始まり、年少、年中、年長とそれぞれ年齢別の姿、多くのご家族皆さまの温かい眼差しに見守られ、いまの出来るようになった楽しい、練習を積み重ね 協力・言葉で紡ぐ・一体感と年齢らしさを身体いっぱいに表現していましたね。そうした成長の喜びを皆さんと分かち合えましたこと、大変うれしく思っております。

 また、クリスマスのお祝いでは 自分たちが出来るよい行ないを よいこのカードの星の色や献金としてお捧げし、その想いはイエス様のもとに届いたことでしょう。こちらもお心合わせ、ありがとうございました。

 仮園舎から新園舎へ移り こども園開園から始まった2学期も早終業日、今年は聖母にとって大きな変化のあった年となりましたが、保護者の皆さまの温かさに支えられ、ここまで進んでくることが出来、心より感謝申し上げます。クリスマスやお正月、イベントの多い冬休み、ご家族で楽しくお過ごし下さいね。

                                     園長  肥田 光代

各集団での育ち

投稿日: カテゴリー: 園長より

 間もなく12月を迎えますが、夕暮れが早くなり、気温が下がると降雪、日に日に冬の到来を実感する現象が増えてきましたね。乳児さんは早速、雪と戯れることを楽しみ、順次、雪あそびも開幕です。

 これまで縦割りクラス、横割りクラス、いずれの生活の場でもあそびや行事等の経験を重ねていくこととともに、それぞれ自分の居場所が出来、各集団での仲間意識が高まり、一人ひとりがかけがえのない存在となって来ております。

 いまはクリスマス発表会へ向けて、乳児さんも含め、年齢ごとにその年齢らしい表現活動に取り組み、かわいらしさ、全員で合わせる喜び、ことばで表現する楽しさ、お互いを認め合い心合わせ、各々自己発揮しながら練習を重ねております。

 本番、どのような姿を見せるのか、楽しみにお待ち下さいね。

 また、救い主イエスキリストのご降誕を待つ聖母認定こども園の待降節に入りました。自分の身のまわりのことや延いては世界にも目を向け、思いやる心、やさしい心、祈る心、胸に留まることに心を動かし、自分で出来ることをしながらこの期間を皆さんで過ごしていけたらと考えております。

 ご家庭でもお子さんに寄り添い、見守り下さればと思います。                                               

                                     園長  肥田 光代