幼稚園のご案内

教育目標

平和を愛する子
明るく、たくましい子
人を愛し、思いやりのある子

教育方針

カトリック精神に基づき、
思いやりの心、感謝する心、
祈りの心を育てます。

幼児期にふさわしい生活を通して、心と体の調和のとれた発達を促します。

教育の重点

基礎的な運動能力・体力の向上を図ります。

遊びや集団活動、社会との触れ合いを通して、人とかかわる力を育てます。

自然との触れ合いを通して、命を大切にする心、美しいものに感動する心を育てます。

おべんとう

「わあ、おいしそう!」子供たちのキラキラした瞳はお弁当のふたを開ける楽しみでいっぱい。それぞれの好みにあった、ちょうど良い量のお弁当には、大好きなお母さんの手作りの味が一杯です。自分のお母さんが自分のために作ってくれた、それだけでお子さんは嬉しいのです。毎回、毎回凝ったお弁当ではなくていいのです。お子さんが「お母さん、おいしかったよ。」と話かけてくれるお弁当を見直してみませんか。

通園

おうちの方やお友達と一緒に歩きながら、これから始まる園生活の楽しみや、昨日あったこと、好きなお友達の話など、おしゃべりしながら登園するのは、子供たちの心をほぐしてくれることでしょう。道端の草花を摘んでみたり、小鳥のさえずりや風の音に耳を傾けたり、虫の姿に目をとめたりしながら、自分の足で毎日同じ道を一歩一歩踏みしめて歩く。そんな、小さな積み重ねを大切にしてほしいと思っています。

異年齢(縦割り)保育への取り組み

異年齢保育は以下の理由により、これからの保育として望ましい形であると言われております。

  • 少子化によって子どもたちが異年齢の子ども同士とかかわることが少ない現代、異年齢保育で多様な仲間関係や自我の発達にプラスになる。
  • 異年齢保育活動を通して子どもたちが相互に教え合い、学び合い、共に育ち合うことが出来るようにしたい。
  • 異年齢保育活動を通して個々の子どもの拠点となる場所や居場所が広がり、縦割りクラス、横割りクラスの先生など関わりが広げられる。

子どもの成長発達

年上の子にとって
年下の子に対して優しく対応することを通して、自信につながる。
年下の子に対して思いやり、労り、手伝う、お世話をする、配慮する、見守ることが自然にできるようになる。
遊びや生活を教え伝承していく。教えることで遊びに広がりがでて、深められ創意工夫ができるようになる。(教えて学ぶ)
年上の子としての自覚が持てるようになる。意欲的に活動に取り組める。

年下の子にとって
年下の子どもは年上の子にたいして憧れや目標を持ち真似をしようとする。(見て学ぶ)
大きくなりたい気持ちを持ち続け進級したときは、自分がしてもらったように年下の子に接することができるようになる。
年上の子にサポートしてもらいできたことの喜びが意欲につながる。(やってみて学ぶ)
自立が早くなる。自立心が育つ。

ごあいさつ

 緑豊かで 四季折々に 花の彩り、虫の声、木々の紅葉、銀世界と移ろう自然に恵まれた地に真駒内聖母幼稚園は、55年の歴史を刻んでおります。子どもたちは この豊かな自然を五感を通して 季節の変化とともに全身で感じ、また あそびに取り入れながら過ごしています。

  神さまからの季節の贈りものを友だちと一緒に発見、工夫してあそびに展開、喜び・感動・驚きと思いを共有し、そうした原体験の積み重ねは 心の育ちの大事な根っことなります。

 大地に根差した根っこは、同年齢において お互いの刺激の中で育ち合い、異年齢において 相手を思い 助け合い、年少者は年長者を慕い やがて自分も憧れの存在となっていく。という日々の生活での様々な経験から たっぷりの栄養を蓄え、しっかりとした幹と枝葉を伸ばし、それぞれの花を咲かせていける人生の基礎を園生活を通して培います。

 神さまの愛に包まれ、そのすべての根底となる 誰かを思い祈る心、相手を思いやるやさしさ、人への感謝の気持ちを 自分の中から他者に向けられるよう 寄り添い 見守り、心豊かに成長していけるよう願っております。

真駒内聖母幼稚園
園長 肥田 光代