園長より

別れと出会いの春

 ここのところ気温の上がる日が続き、園庭の雪の山脈も徐々に標高が低くなり、解けているところでは土や芝生も見えてきて、うっすらと緑をまとい始めてきているような、春を感じさせる光景が少しずつ身近に増えてきましたね。

 別れと出会いの春、先日、年長さんは保護者の皆さまと最後の教会行事 卒園感謝の祭儀、年長さんとのお別れ会で年少中さんの発表。子どもたちは練習を重ねながらそれぞれの場に臨み、その姿を保護者の皆さまにもご覧頂き、気持ち揺れ動き 感じた心の変化。その心模様は、春 たっぷりの光を浴びて 新たな出会いに向け、将来咲かせる花のため、より深く大地に根を張り、次のステップへ向かっていく原動力 栄養となっていくことでしょう。

 今年度もコロナと向き合う一年でしたが、保護者の皆さまは お子さまの健康管理に常に気配り下さり、春の臨時休園以降、対策をしながら、子どもたちの活動もこれまでのコロナ禍より出来ることを増やし、さまざまな体験が出来、その姿を時にご覧頂き、成長を喜び合える場面を共有できましたこと、感謝とともに大変うれしく思っております。

 卒園の皆さま、これからも神さまのお恵みがたくさんありますように、そして 皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、これからも応援しております。

 また 進級の皆さま、春休み、しばし休養・充電をされ、再会を楽しみに、新年度も どうぞよろしくお願い致します。

                                       園長  肥田 光代