園長より

飛躍する春

 今年に入ってからは、週末となると大雪に見舞われていた印象ですが、暦の進みとともに陽射しの力で、道路にはアスファルトが現れ、道端でも少しずつ緑が顔を出し、春の兆しを感じる場面が増えてきましたね。

 心揺れる春、年長さんは卒園感謝の祭儀、親子で臨む教会での最後の行事、年少中さんは年長さんとのお別れ会で心を込めた発表。保護者の皆さまにもその姿をご覧頂き、これまでの園生活で培ったものをそれぞれ想いを持ちながら表現し、相手に届ける様子。想いを受け、うれしい、寂しい、悲しい…という心模様。そのすべては、次のステージで飛躍するための大きな力となり、その力が一人ひとりの背中を後押ししていくことでしょう。

 今年度は春、コロナが5類に移行し、園行事でも出来ることが増え、8月には園新築のため仮園舎『まこまる』に引っ越し、工夫しながら楽しめるよう送る園生活。そのような中、保護者の皆さまの温かいご理解・ご協力の下、園の教育を進めて来られましたこと、感謝とともに大変うれしく思っております。

 卒園の皆さま、これからも神さまのお恵みがたくさんありますように、そして 皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、これからもエールを送り続けております。

 また 進級の皆さま、春休み、しばし休養・充電をされ、再会を楽しみに、新年度も どうぞよろしくお願い致します。

                                     園長  肥田 光代