園長より

心育ちゆく姿

 今シーズンの冬は 一貫して寒さと雪、ここ近年でも最上級と思われる園庭の雪山の立派なこと、子どもたちのあそびは比例して充実真っ盛り。雪玉が作りやすいやソリがよく滑るなど、雪質も感じながらあそび込んでおります。一方、立春を過ぎて、そろそろ暖かな日が増えていくことも期待したいですね。

 先日は 年長さんが園バスに乗って真駒内公園小学校へ出掛け、次年度6年生になる5年生と交流のひと時。5年生が園児に付いて校内を案内する2名程のペアと校内の職員室、校長室、保健室、理科室、家庭科室など、各部屋に3名程いてその部屋にまつわるクイズを出題するグループに分かれ、丁寧なおもてなしで、じっくりと校内探検。小学校はどんなところなのかが体験的によくわかり、年長さんは それぞれの小学校へ行くことが楽しみになるような経験が出来たようです。

 また、年少中さんは年長さんとのお別れ会に向けて、それぞれ劇、合奏と歌をプレゼントしようと こっそり練習の日々。これまで一緒にあそんだり、優しくしてくれた年長さんのために 一人ひとり思いを込め、各学年協力し、練習を重ねております。

 こうして次のステップへ向けて、期待を高める体験であったり、送別にあたり 思いを確かめ重ね合わせたり、心揺さぶられる経験を通して、感受性豊かになり、心育ちゆく姿を見守って参りたく思います。残り少なくなってきた年度末までの日々、たくさんの思い出を作り、さらに大きく羽ばたくことが出来ますように…。                                                                          

                                       園長  肥田 光代