園長より

経験を育ちに繋ぐ

 少し前、雪が降り、ツルツル路面になったかと思うと、また気温が上がり、寒さは小休止。こうした変化を繰り返しながら、徐々に季節は冬モードへと移ろっていきますね。また、この気候変化とともに、先週末、アプリ配信しましたが、インフルエンザや体調不良のお子さんが出始めて来ました。園でも予防に努めて参りますので、ご家庭でも体調管理に ご留意下さいね。

 ここのところのあそび、乳児さんは 早速、雪に触れ、冬の訪れを体感したり、幼児さんは 鉄棒や長縄跳びなどが繰り返しで上達、お店屋さんごっこの延長を楽しんだり、廃材を使って工夫しながら製作…。季節を感じるあそび、積み重ねで出来ることが増える喜び、思いを伝え合い あそびが広がる楽しさや、時に思いが行き違い そこで気付く相手の気持ち、工夫しながら自分の発想を形にするおもしろさ、さまざまな経験をしながら個々の育ちに繋げております。

 あそびではこのような充実が見られ、集団活動では クリスマス発表会へ向け、年齢ごとにイエスさまのお誕生日に素敵なプレゼントを贈ろうとそれぞれの表現活動に意欲的に取り組んでいるところです。

 救い主イエス キリストのご降誕を待つ待降節の4週間、自分の身のまわりのことに心を働かせ、また世界にも目を向け、思いやる心、祈る心、平和を求める心、自分に出来ることをしながら過ごす日々に、ご家庭でも寄り添い下さればと思います。                                   

                                     園長  肥田 光代