園長より

お店屋さんごっこの経験を通して

 10月上旬には、今年を象徴するような、秋になっても夏日を記録していましたが、下旬となっていまの季節らしく雪虫が飛び、寒さを感じる日が多くなり、いよいよ目に見えての雪、子どもたちも朝、手袋をしてくる姿が見られ、冬支度が本格的に始まりますね。

 また、今年は特に熊出没情報が多く発出され、山や林が身近に多い南区、その情報に園でもアンテナを張りながら過ごしております。山近くの公園へ行くことは控え、ここのところの寒暖差で紅葉が進み、自然とふれ合え 遊具もある上町公園を中心に出掛け、乳児も幼児も季節の変化を体感しながら、あそびを楽しんでいます。

 本番当日朝、皆さんにも準備が整った様子をご覧頂いたお店屋さんごっこ、乳児も各年齢の出来る作業に携わりながら、幼児は各クラスで話し合い、縦の関係で協力し助け合い、さまざま工夫を凝らし、各クラスカラー溢れるお店屋さんとなりましたね。

 子どもたちもワクワクの一日、売り手と買い手 それぞれを担う中、売り込み上手、買い物ペアでの気遣い…、この活動を通して、クラスの友だちとの関係性や仲間意識が深まり、当日の小さなドラマ、買い物した品々や会話から様子を垣間見られたことかと思います。廃材集めのご協力、ありがとうございました。                                           

                                    園長  肥田 光代